田作りは「ごまめ」とも言い、カタクチイワシの幼魚を炒ったものに甘辛いタレを煮絡めたものです。
田んぼの高級肥料として使われたことから「田作り」と言われ、五穀豊穣の願いが込められています。
頭から尾まで全部食べられる小魚で栄養満点です。
甘みを自分で調整でき、作り方難しくないので、作ってみるのはいかがでしょうか。
材料と作り方(田作り)
ごまめを弱火でじっくり炒ってから、細かいかすをザルでふるい落とします。
こうすると苦くならないです。
調味料を煮詰めてからごまめを入れて手早く混ぜます。
- ごまめ 50g
- A(調味料)
- きび砂糖 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 日本酒 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- 生姜(すりおろし) 少々
1.フライパンにごまめを入れて弱火にかける。菜箸で焦げないように絶えず混ぜながら10分炒る。
2.ごまめを目の細かいザルか漉し器に入れて、細かいかすをふるい落とす。
3.Aの調味料をフライパンに入れて中火にかける。煮立ったら弱火で30秒煮詰める。
4.フライパンにごまめを戻し入れて菜箸で手早く混ぜながら、全体に煮絡める。
5.オーブンシートの上に広げて冷ます。
まとめ
田作りは関東でも関西でも、祝い肴(お節料理には欠かせないもの)3種に入っています。
華やかさはないですが、お節料理と言えばまずはこれ、と考えられている一品です。
たくさんできあがったように思っても、食べ始めると甘辛い味に箸が止まらず、意外とすぐになくなります。
お好みの甘さでお試しください!
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