鶏むね肉に塩を揉みこんで丸一日おき、圧力鍋で4分ゆでます。
圧力鍋がない場合は、30分ゆでればしっとりしたゆで鶏のできあがりです。
下味をつけておくだけでおいしくなる簡単料理で、夏は冷やして、冬は温かいうちにいただきます。
残ったゆで汁も乾燥わかめを入れるだけで鶏だしのスープになるので、汁ものも同時に作れる時短料理です。
時間があれば、スープにもやしなど野菜を入れて煮ます。
冬はゆで汁に片栗粉でとろみをつけて、あんかけにすると冷めにくく、おいしいです。
材料と作り方(しっとりゆで鶏)4人分
鶏むね肉に塩をつけるときは、全体になじむようになすりつけると、味が全体に染みて肉にしっかり味がつきます。
圧力鍋を使わない場合は、水を1000ccにして弱火で30分ゆでてください。
- 鶏むね肉 2枚
- ほうれん草 4株
- かぼちゃ 1/8個
- きゅうり 1/3本
- ミニトマト 4個
- A(調味料)
- 塩 大さじ1と1/2
- 日本酒 大さじ1
- B(ゆで汁)
- 水 5カップ
- ねぎ(青い部分) 1/2本分
- 生姜 1片
1.鶏むね肉にAの塩を全体になすりつける。
2.袋に入れ、日本酒を入れて1日おく。途中で1回裏返す。
3.圧力鍋に2の鶏肉を軽く洗って入れ、Bのゆで汁を入れて沸かしてアクをとり、圧力鍋で4分加圧する。加圧が終わったら、圧力が抜けるまで放置する。
※圧力鍋がないときはアクとりの後、弱火(小さい泡が立つくらいの火加減)で30分ゆでます。水を倍量の10カップに増やしてください。
4.ほうれん草はゆでて、4㎝の長さに切る。きゅうりは細切りにする。ミニトマトは洗ってへたをとる。
5.かぼちゃは5mm幅に切り、一口大の長さに切る。600Wの電子レンジで3分加熱する。野菜をお皿に盛り付ける。
6.3の鍋の圧力が抜けたら、鶏肉をとりだし、食べやすい大きさに切る。5のお皿に盛り付ける。冬はゆで汁を400cc別の小鍋に移して沸かし、水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1を水大さじ1で溶く)を入れてとろみをつけ、あんかけにする。
まとめ
鶏むね肉に塩で下味をつけて、翌日にゆでるだけの簡単なしっとりゆで鶏です。
圧力鍋があれば翌日の作業は短くて済みます。
汁ものが同時に作れるのも、忙しいときに便利です。
夏は冷やして、冬は温かく、季節に合わせて楽しめます。
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