毎年6月に入ると、家で梅仕事をします。
手間はかかるのですが、その手間も楽しいものです。
梅の香りのよさとできあがった梅の美味しさから、毎年の恒例行事になりました。
なるべく簡単に美味しくできるように、いろいろ試してはや10年。
まだまだ試行錯誤中の梅仕事ですが、家で作っている梅のレシピを紹介します。
梅仕事 何が作れる?
お家で作れる梅の加工品、よく作るものは以下です。
- 煮梅
- 梅シロップ
- 梅酒
- 梅ゼリー
- 梅ジャム
- 梅干し
梅干し以外は青梅(6月上旬)で作り、梅干しだけ完熟梅(6月中旬から下旬)を使います。
青梅は青く硬めで、完熟梅は黄色で柔らかめ、香りが強いです。
梅シロップ、煮梅、梅酒、梅ゼリー、梅ジャム、梅干し、の順に作りますが、梅シロップは毎年3回くらい作るので順番のどこかに飛び込んできます。
梅シロップと煮梅の汁から梅ゼリーができ、梅ジャムはシロップを作ったあとの、しわしわになった梅から作るレシピです。
梅干しは塩漬けだけ6月に行い、干すのは7月の梅雨明けになります。
煮梅はまだ5年目くらいで、レシピを色々試している状態で、上手く作れるときと、失敗するとき(しわが寄る、など)があります。
最初につくるおススメのレシピは梅シロップです。
梅シロップ
梅仕事を始めてみたい方におススメです。
梅1kgと氷砂糖を使うだけの上に作り方も簡単、完成まではやければ1週間程度でできます。
これを炭酸水で割って飲むと夏の疲れが吹き飛びます。
煮梅
梅を弱火で沸かさないようにします。
きれいにできるとツヤツヤにできますが、火が強すぎたときや勢いよく水替えすると皮が破れたり、しわが寄ったりします。
上手く作るコツはお湯の温度を上げ過ぎず、梅をそっと扱うことです。
梅酒
自家製梅酒、一度作ってみたら美味しくてすっかり夢中になりました。
4L瓶で作るので、梅酒は毎年作るのではなく2~3年に1度です。
梅ゼリー
梅シロップと煮梅の煮汁で作る梅ゼリー。
シロップだけで作ってもいいのですが、煮梅の汁を入れる方が爽やかな味になります。
毎年何回も作る、夏に食べると元気が出るゼリーです。
梅ジャム
シロップのあとのしわしわの梅がもったいなくて、作ったジャム。
なかなか美味しくできず、今年初めて美味しいと思えるものができました。
コツは加える水の量と砂糖の量です。
梅干し
自家製梅干し、甘いものではなく塩の強いものです。
大きな梅で作ると肉厚で、しょっぱさが好きです。
作業量はそんなにないですが、時間だけかかります。
まとめ
梅仕事のきっかけは、友人からもらった手作りの梅ゼリーでした。
こんなに美味しいのかと感動して、自分でも作ってみたくなって始め、梅干しや梅酒などいろいろな梅仕事も始めました。
梅仕事をしていると、梅干しのための真夏の太陽が続く日を待つようになり、梅雨明けが待ち遠しくなります。
梅の香りで家の中がいっぱいになる梅仕事、できる範囲で無理なく楽しんでくださいね。
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